先日画家の「シャガール展」を観てきました。
「97歳までの長寿」だけに、頑丈で体力があり、活力の高い手相です。 「愛の画家」と言われるだけに、愛情豊かで情熱的であることが分かる手相です。
「毒舌家」と言われただけに、自分の思想を強く持ち、弁も立つため意に反することは黙ってはいられなかったのでしょう。 しかし、やさしさも持ち合わせ、知性と本能をバランスよく発揮できる人です。
最愛の女性と結婚された年と母親が亡くなった歳が同じで、その時期は精神的なバランスが大きく変化した線が残っています。奥様が亡くなった歳には一見変化がなさそうですが、実は感情線の支線が障害線となって多く表れているようです。 当然ながら、名声・地位・金銭などの成功を示す太陽線(薬指の下の縦線)は半端なく太く、芸術的な線もはっきりでていますが、意外に知性的な常識人だったようにも思えます。
私もシャガールの作品は大好きですが、手相を観る機会ができたことに感謝です。