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十代目「坂東三津五郎」さんを悼む

【十代目 坂東三津五郎さんを悼む・・・仕事に生きた人生は良かったのか?】

坂東三津五郎 手相

先日、坂東三津五郎さんがすい臓がんから肺への転移で亡くなられました。 昨年、すい臓がん克服で復帰し「ルーズヴェルトゲーム」などのドラマにも元気な姿を見せていましたが、残念です。

2013年にすい臓がんを早期発見で手術したため、復帰することができましたが、発見から1ヶ月「納涼歌舞伎」の仕事を優先して手術を延ばしたのが今となっては転移した原因ではないかと思ってしまい、悔やまれます。 浅草公会堂前の手形にすい臓がんが見つかる直前に取られたものがあり、観る限り、線も薄く読み取れないほどで、元々でもありますが、やはり病を秘めた方にでやすい相が感じとれます。

坂東三津五郎 手相

手相としては、マスカケっぽく、リーダーシップをもった指導者向きであり、親指の形からしても意志の強さ・行動力の高さを感じます。 他の部位を見ても積極性や向上心の高さは群を抜いています。 しかし、生命線の根本的な衰弱・親指下から頭脳線まで横切る障害線や、体調の悪化を示唆する放縦線の出方は確実に消化器系を疑います。 人差し指周りは消化器系を司る区域でもありますが、発達しすぎて過度な負担がかかっているものと判断します。

先代坂東三津五郎 手相

肝臓も先代9代目三津五郎さんから気をつけたい線がでていますが、肝臓も消化器系の一つとして入れられますし、すい臓単体での相は観づらいですが、消火器系としては要注意だったと言えます。 これだけの才能と人を惹きつけ慕われた方なので、多くの方が悲しまれていると思いますが、芸と人間関係への配慮を、少しでもご自身の健康にも気遣われていたらと考えさせずにはいられませんでした。 ご冥福をお祈りいたします。

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